- 2016.08.21
- マルハニチロ株式会社 タイ工場視察
平成28年8月21日から24日にかけてタイにあるマルハニチロの工場を視察して来ました。
バンコク市内から車で40分ほど行った所にあるN&Nというマルハニチロの工場を視察しました。
こちらの工場では約800人の従業員さん達が主に日本向けの冷凍食品を製造していました。
私たちがお邪魔した時にはえびフライやえびカツなど普段私たちが販売させて頂いている商品を製造されていました。
他にも大手コンビニ用のたこ焼きをひとつひとつ手作りで焼いており、工場内はとても暑い大変な環境でしたが、従業員の皆さんは一生懸命にたこ焼きを焼いていました。
他社が機械製造をする中で手焼きにこだわり、機械では出来ない熟練の技で美味しいたこ焼きを作っている姿には頭が下がる思いでした。
続いてキングフィッシャーというマルハニチロの工場を視察させて頂きました。
こちらでは主にえびを使った冷凍食品を製造されており、工場の中に入ると、とにかく中はエビだらけでした。
自動でエビのサイズ分けする機械を使い大きさを分けた後に、人の目でも更にサイズ選別を行い、生の状態で色の濃さで分けてから更に殻むきの工程がありました。
殻をむかれたエビはエビフライやシーフードミックスなどに使われていました。
2つの工場を視察して感じた事は、これだけの魚介類を扱っているのににおいなど全なく、製造ラインはとても清潔に保たれクリーンでした。
それに味付けや製法などにこだわりを持ち、安心安全の高い品質を保つことが当たり前になっており、さすがマルハニチロ品質だなと改めて感心させられました。
このマルハニチロの高い品質を日本から遠く離れたタイで保っていられる理由はやはり日本人スタッフの皆さんがタイに駐在されているからでした。
日本にいる私たちが当たり前のように頂いている商品には彼らのたゆまぬ努力と情熱と想いがたくさん込められた商品でした。