ほんだの取り組み Information

2016.07.17
本多研修旅行2016北陸 2日目

2日目は、自由行動をされる方と、世界文化遺産に登録されている白川郷の観光をされる方と二手に別れます。
と、その前に、加賀屋さんでの朝食を頂きましょう。
短い時間ではありましたが、加賀屋さんの温泉・お食事・おもてなしを体感して、バスに乗って旅館を離れるまでとても気持ちよく過ごすことが出来ました。
また機会があれば、訪れたいと思いました。
加賀屋のスタッフの皆さん本当にありがとうございました。

 

さあ、白川郷に到着です。
合掌造りは、茅葺(かやぶき)の角度の急な切妻屋根が大きな特徴となっています。
屋根の形が合掌した時の手の形に似ているところから、合掌造りと言われるようになったと伝わっています。
合掌造りの小屋組は、白川郷や五箇山のものが有名になっていますが、本来は日本の民家に広く見られた構造です。
茅葺きの屋根では、雨仕舞いのために急傾斜の屋根にする必要があり、合掌造が有利です。また、豪雪地帯の積雪時の屋根荷重を支えるのにも都合がよいのです。
屋根の茅は、40~50年に1度葺き替えが必要で、今も村人や最近はボランティアの人も加わり、葺き替え作業が行われています。
今も実生活の場として使われているところに価値があり、それが他地域の合掌民家集落と違うところだそうです。

 

昼食は、お食事処「中兵衛」で「飛騨牛焼き味噌定食」を頂きました。
飛騨牛の朴葉焼きをはじめニジマス甘から煮などこの地方の郷土料理を堪能しました。
やはり、合掌造りの建物の中でこの様な郷土料理を頂くと赴きもありより一層食が進みます。

 

一路、今夜の宿泊先の金沢へ向け、白山白川郷ホワイトロードを通って行きます。
この道路は、深いV字渓谷の断崖絶壁に沿って走っており、県境の国見山や三方岩岳越えの区間は高度を稼ぐために、大きく回り込むようにつづら折れの道路となっています。
沿道には、変化に富んだ7つの滝があり、中でも落差86mのこの「ふくべの大滝」は圧巻でした。

 

夕食は、中華料理の「招龍亭」さんにお邪魔します。
「医食同源」の教えを大切に、厳選した素材を使用し、体にやさしい料理を、本場中国の料理人が一品一品丹精込めて調理してくれました。
素材の持ち味を生かす広東料理を中心に、上海料理や、和の良いところを取り入れた、金沢ならではの「和風中華」を堪能しました。
初日に引き続き今度は岡山支店から余興が披露され、今夜も楽しい宴会になりました。